『腹式呼吸(丹田呼吸)と胸式呼吸』
前回台風などの急な気圧変化で起こる「気象病」の事について書きました。
その中でリラックスする為の腹式呼吸について触れていますが、
今回は呼吸について少し掘り下げてみたいと思います。
ここ10年以上でしょうか?ブームというよりも当たり前になったヨガですが、
ヨガの基本は腹式呼吸です。
瞑想状態に入る為に副交感神経を優位にしてリラックスするのが、腹式呼吸です。
この腹式呼吸が更にレベルアップしたものが「丹田呼吸」です。(という表現が合っているか分かりませんが…)
腹式呼吸は単純にお腹に空気を溜めるイメージからゆっくり長く息を吐くだけですが、
息を吐く時に丹田を意識して力強く息を吐き切るという感じです。
私のイメージとしては、腹式呼吸しながらトランペットを吹く感じでしょうか?
ゆっくり長く息を吐くだけではトランペットのは音が出ませんから、お腹の力をコントロールして音を出します。
トランペットの音を出す為程の力みは要りませんが、それを低レベルで持続させるような感じです。
(丹田呼吸には逆式というバージョンもあるらしいですが、それは置いておきましょう。)
次に胸式呼吸について。
これもまたヨガと同様に女性なら当たり前に知っているティラピスが、
ティラピスでは胸式呼吸が基本だそうです。
ヨガから派生してできたティラピスなのに、呼吸方が真逆なのはなぜか…?
リラックス・瞑想状態なヨガに対して、
ティラピスは身体の活性と整える作用を重視しているもの。
そしてヨガとは逆に交感神経が優位になるんだとか。
胸式呼吸で肋骨と周囲の筋肉を使いながら行う事で、いろんな歪みの矯正につながるんだそうです。
胸式呼吸のやり方は、腹式呼吸よりもイメージしやすいかと思います。
とにかく肺に沢山空気を入れて肋骨を広げるイメージです。
不思議なもので、
肺に酸素を取り入れる「呼吸」という行為としてはどちらも変わりがないですが、
動く骨や筋肉が全く違います。
腹式呼吸のイメージで挙げたトランペットもそうですが、
私は小さい頃から楽器演奏や声楽のレッスンを受けていたので、とにかく腹式呼吸を叩き込まれました。
その結果、楽器を触る頻度の減った今でも常日頃の呼吸が無意識にずっと腹式呼吸です。
ある日ボディトレーナーの方に姿勢矯正を見てもらっていた時に言われた事が、
胸を使って呼吸をしていなさすぎて肋骨周りの筋肉が凝り固まっているから、意識的に胸で呼吸するようにとの事でした。
目から鱗でした!
腹式呼吸をしつつヨガをやっている人なら意識的にあちこちを動かすので、そんな事もないんでしょうが、特にたまの水泳くらいしか運動をしない私の場合はダメだったんですね。
さて、話も長くなりましたが…
思うに、朝はスッキリとティラピスを取り入れて、夜はリラックスでヨガポーズなんていう習慣を取り入れるのもいいんじゃないでしょうか?
ヨガポーズもそうですが、ほんのちょっとした運動やストレッチですら一人では億劫な時ありますよね。
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