うちモミコラム

2020/ 12/ 13
銀杏

銀杏

今都内のイチョウ並木は黄金色に輝いていますね。

よく東大の近くを通るのですが、あの有名な「赤門」ではなく農学部正門から見えるイチョウの木が本当に美しくてお気に入りです。

東大の付近もそうですが、文京区はイチョウの木が多く、この時期は目を奪われてよそ見歩きをしがちなので気を付けなければ…。(笑)


イチョウの木は古代末期から現代まで氷河期すらも耐え抜きカタチを変えずに生き続けてきた植物です。

そしてイチョウと言えば銀杏!
ニオイが得意でない人も多いかもしれませんが、銀杏はとても栄養価の高い食べ物です。


カロテン、ビタミンCが豊富。
ミネラルもカリウム、マグネシウム、リン、鉄など、骨に必用なミネラルが沢山。

日本の和漢や、中国の漢方などでは古くから薬としても用いられています。
肺を温めて咳や痰を止める働きがあるとされ、喘息や気管支炎の人によく使われます。

簡単で美味しい食べ方も紹介しましょう!
殻付きの銀杏を買ってきたら、茶封筒にゴロゴロっと入れて軽く口を絞ってレンジでチン!!
茶封筒の中でポップコーンのように弾けて殻が開きます。
数十秒ずつ様子を見ながらやってみてください。

美味しくて栄養豊富で薬にもなる銀杏ですが、一点注意が必要です。
4-メトキシピリドキシンという有毒成分が含まれているので、食べすぎには注意。
個人差があるので何個以上と決まりはないですが、成人で40~300個で中毒症状の報告があるそうです。(ずいぶんと幅がありますが)
なので、おつまみに出てくる程度で終わらせておきましょう。


煎り銀杏も好きですが、個人的には茶わん蒸しの中の銀杏が一番好みです♪


栄養を摂って、師走を乗り切りましょう!!

お身体の小まめな労わりお忘れなく…
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