秋刀魚の季節
コロナ渦でなければそろそろ「目黒のさんま祭り」の時期でしたでしょうか?
皆様はもう秋刀魚、召し上がりましたか?
私は先日お刺身で頂きました。
旬を迎える秋刀魚ですが、その年の漁獲量によっては、庶民にはちょっと贅沢な金額に高騰する事もありますが、それでも手の出る金額です。
「目黒のさんま祭り」の由来ともなっている、落語「目黒のさんま」からもわかる様に、
江戸の頃から秋刀魚は庶民の食べ物でした。
~落語「目黒のさんま」のあらすじ~
殿様がお不動詣りで目黒へ出かけた際、どこからか空腹をさそう魚の焼けたいい匂いがしてきました。
農民の家で炭焼きにしていた秋刀魚の匂いでした。
これはなんの匂いだ?と殿様。
「下様の下人どもが食します魚、俗に下魚と称しますもの。高位の君の召し上がるものではありません。」と止められるも、
とにかく持って来いと始めての秋刀魚を食しました。
それからお城へ戻った後も秋刀魚の味が忘れられず家来たちに取り寄せをさましたが、
世話を焼いた家来たちは、脂を蒸して落とし、小骨までキレイさっぱり抜いてしまい、
パサパサでボロボロになった秋刀魚を椀に入れて出したのです。
殿様「この秋刀魚はどこから仕入れてきたのだ。」
家来「日本橋魚河岸にてございます。」
殿様「秋刀魚は目黒に限る!」
この落語をきっかけに、漁師町でもないお洒落な街「目黒」で秋刀魚をふるまうお祭りがはじまったのです。
噺家さんによって登場人物や設定が変わったりしますが、
古典落語ですが短めのお話で分かり易く、落語を聴いた事のない方も是非一度。
どの噺家さんの秋刀魚が一番美味しそうかな~と聞き比べても面白いです。
さてさて、肝心の秋刀魚の栄養について。
頭の良くなる(?)DHAをはじめとして、主な栄養素は以下こんな感じです。
焼き秋刀魚なら、大根おろしと一緒に食べれば一石二鳥ですよ!
DHA
脳の発達の維持に効果を発揮する事から記憶力の向上や脳の老化防止に効果あり。
EPA
血小板の凝固を抑え血液をサラサラにする。糖尿病の合併症を解消し炎症を鎮める作用や抗腫瘍作用もある。
ビタミンA
皮膚や目の粘膜を健康に保つ働きや成長促進作用があります。
ビタミンD
カルシウムやリンの吸収を促し血液中のカルシウムをコントロールして骨を丈夫にします。
ビタミンE
血流を改善する作用やホルモンの分泌やバランスをコントロールする働きがあります。過酸化脂質の形成を妨げる。
ビタミンB2
脂質や糖質の代謝を促進させ細胞の再生や成長を促進する働きや粘膜を保護する働きもあります。
カルシウム
骨や歯をつくるもと。血液の中性を保ち凝固を助ける。心臓や筋肉の収縮作用・抵抗力を増し神経の鎮静作用がある。
鉄分
赤血球中のヘモグロビンの合成に必要で体の各器官に酸素を運ぶ働きをする。
と言う事で…
本日はこの辺で。
内からも外からもカラダのメンテをしましょう。
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