2016/06/04

うちモミトレーナーによる『身体について』のお話⑤ ～どこからが腕？～

鎖骨、動いてませんか？

鎖骨、動くんです！


上：前から見た図
下：後ろから見た図
この鎖骨と胸骨柄（きょうこつへい）で形成されているのが胸鎖関節です。


Visible Body アトラスからスクリーンショット
明るい色になっているところと思ってください。
明るい色になっている実際の名称は胸鎖靱帯です。


鎖骨が肩甲骨に接続しているのが分かりやすいですね。


ということで、
腕が動くときは、胸鎖関節から動きます。


胸鎖関節は、図からも分かるように鎖骨の体側の端にあります。


前回、腕の始まりと思う場所に触れていただきました。
思い出してください。

そこからが「腕」と思って、腕を回してみてください。



回してみましたか？

面倒くさがらずにやってみてくださいね。
体感するのとしないのでは、
驚きが違いますから。

そして、体と脳の認識がぴったりと合うと、
滑らかで美しい動きが可能になります。



それでは、

今度は、鎖骨を体の中心へ向かってたどっていきます。
喉の窪みの外側あたりに辿り着くはずです。

ここに胸鎖関節があります。


ここからが「腕」と思って、腕を回してみてください。



いかがでしょうか？



ものすごくダイナミックに動きますよね❣️
そして、腕が長くなった感じがしませんか？


上下左右、
腕が動きたいように動かして、
この感覚での腕の動きを味わってみてください。


胸が開いてきます。


そして、この時に小指を意識して動かすととても優雅な動きになります。
（この小指のことは大好きなセラピストの先輩に教えてもらいました♪
ありがとうございます☆）





このようにダイナミックに動く腕を、
腕が始まる場所の認識が曖昧だったために、
本来の動きを制限していた可能性がある
ということです。


動きを制限するという事は、
筋肉を特定の部位を
「動かさない」
ように使っているということです。


それが肩のつらさの原因のひとつになっていることもある
ということですね。


今日から、腕のダイナミックな自由自在な動きを楽しんでくださいね☆
楽しんでいるうちに肩のつらさもいつの間にかなくなっているかもしれません♪


鎌田



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