ローズマリーRoosemary
脳を活気づけ、肝臓を強化し呼吸器系にも役立つ
清潔感あふれる健やかな香り
食用以外の目的に用いられてきたハーブはたくさんありますが、
その中でもローズマリーは最も古い歴史をもつものの1つです。
また同時に、宗教的儀式や料理においても古くから活用されてきた植物です。
ローズマリーにまつわるエピソード
☆古代エジプトでは王の墓に焚かれ副葬品としてローズマリーの小枝が見つかっています。
エジプトピラミッドの中でもローズマリーは見つかっています。
古代ギリシャやローマでは忠誠心、死、記憶、復活の象徴であり宗教儀式の薫香としてローズマリーの小枝を燃やして使用、ローズマリーは聖なる植物として扱われました。
また香りには悪魔祓いをする力があると考えられていました 。
ヨーロッパではローズマリーの花冠は信頼と誠実を表しました。
ハンガリー女王が尼僧から献上されたローズマリーを漬けた水「ハンガリアンウォーター」で美を取り戻したため、若返りの象徴ともされています。
女王は70歳になってからポーランドの国王からプロポーズされたと言い伝えられています。
シェークスピアのハムレットの中でオフィーリアが「忘れないでという印です・・・」とローズマリーの枝を差し出すシーンがあります。
中世の人々も、ローズマリーの香りが人間の記憶に働きかけることを体験的に知っていたのかもしれません。
キリスト信仰が広まったヨーロッパでは「聖母マリアのバラ」(ローズ・オブ・マリア)の別名が生まれました。
ローズマリーの花が青い理由は迫害を受けてエジプトへ逃れる途中のマリアが、自分の青いマントをローズマリーの上にかけたところ、それまで白かったローズマリーの花が、一夜のうちブルーに変わったためと言われています。
ローズマリーのハーブは、料理にも古くから利用されていますが、これは単に料理に香りを添えるだけでなく、同時に肉の腐敗を遅らせる働きもしています。
ローズマリーという名前の由来はラテン語の「rosmarinus(ロスマリヌス)」=「海のしずく」からきています。
これはローズマリーが地中海沿岸の海辺に好んで生育することと、淡いブルーの小さな花が海の色を連想させるためだと言われています。
ローズマリーにまつわるエピソードはキリがないぐらい数多くあります。
このことは長い歴史の中で如何にローズマリーが人々に親しまれ、
活用されてきた植物であるかを物語っていますね。
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