とは…
チョコレートの主原料であるカカオの事であります!
なんだかカッコいい名前。
ギリシア語で「神の食べ物」という意味を持つカカオの学名なのです。
今日は引き続きチョコレートの話題ですが、前回とは違う成分のお話をしましょう。
自然界ではほぼカカオのみに含まれるという成分テオブロミン(名前はテオプロマから由来)、これはチョコレートやココアを口に含んだ時に感じるアノ苦味の素です。
このテオプロミンという成分は、
心拍数の上昇,血管拡張,気管支拡張および利尿作用を誘発します。
カフェインと化学構造も作用も似ていますが、
テオブロミンの方が利尿作用が強く、中心系興奮作用は弱いとされています。
イライラに効果的
テオブロミンは、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの分泌や働きを助ける効果があるとされています。
セロトニンの作用とは?
▼体内時計の調節と覚醒作用
セロトニンは交感神経系を刺激し、血圧や心拍数を上昇させ、また体温調節をして覚醒状態を維持する効果があります。
▼感情のコントロール
「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」などの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがある。
▼衝動行動や依存症の抑制
セロトニンは、快感と報酬を司る神経伝達物質「ドーパミン」による過度の衝動的な欲求を抑制し、食欲や性欲も抑制します。
このことから、セロトニンには食べ過ぎを抑えたり、ギャンブルやアルコールなどへの依存を抑制する効果があります。
依存性の高い行為を続ければセロトニンが欠乏していくとも言えます。
▼痛みの調節をする
セロトニンは痛覚の抑制する効果があり、その機能が衰えることで疼痛(とうつう)や線維筋痛症など、原因不明の痛みを感じるようになる要因であると推測されます。
また、偏頭痛にも関係があるとされています。
▼記憶力・学習能力
セロトニンは記憶を司る脳内の海馬において、印象深い情報や必要な情報を記憶させる、または不要な情報が記憶されないよう取捨選択する働きをしていると考えられます。
▼運動機能
セロトニンは運動機能に関与し、咀嚼(そしゃく)、呼吸、歩行と言った反復運動をスムーズに行うために働きます。
セロトニンがこうした反復性のあるリズム運動機能に作用することから、セロトニンを増やすにはリズム運動をするのが効果的であるとされています
▼呼吸
呼吸時の気道支える筋肉は、覚醒時(起きている時)はセロトニン神経を介して制御されています。
呼吸は一種のリズム運動と考えることが出来、リズムを意識して呼吸をすることで、セロトニン神経を活性化させることが出来ると考えられます。
これらの作用をカカオを摂ることにより、誘発してくれるのです。
その昔は通貨として扱われるくらい安定して価値のあるものなだけあり、
カカオって本当に魅惑の実ですね。
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