普段、ゆっくりお茶を飲む時間を設けてますか?
イギリス文化圏の国では大抵、幼稚園でも学校でも会社でも、モーニングティーがありアフタヌーンティーがあり、1日に何度もゆっくりお茶を飲む時間があります。
アラブ文化圏の国では、お酒を飲まない代わりにお茶を嗜む文化があり、世界の茶葉消費量ランキングでもアラブ文化圏の国が上位を占めています。
元々日本にも立派な茶の湯文化がありますが、現代社会ではそれが生活に根付いているとは言えません。
ボトリングされた飲料が大量に出回り、選択肢も増えたからでしょうか?一般的な緑茶ですら、日常的に家で飲む人が減っています。
その打開策なのか?やたらと旨味や甘味を強調して苦みや渋みを抑えたお茶が現代の主流となっていますよね。
今回は、お茶の普及活動というわけではありませんが、意外と知らない日本茶の事をご紹介します。
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緑茶の効果効能
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・ビタミンA、ビタミンCで美肌効果
・活性酸素消去作用、抗突然変異抑制作用、ビタミンCの効果により、がん予防の効果も見込める
・カテキンによる脂肪燃焼促進、ウィルス殺菌、アルコール分解を促進して二日酔い撃退など
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一般的な日本茶の種類と特徴
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■煎茶 - 新芽を蒸した後揉みながら乾燥させる
爽やかな香りでうま味と渋味が調和している。カフェインやカテキンの含有率が高くビタミンCも豊富。
一般的に「お茶」と言えば煎茶を指す。
■深蒸し茶 - 普通の煎茶よりも2~3倍長く蒸す
煎茶に比べると香りと渋味が弱い。
水道水でも美味しく飲める、水を選ばないお茶。
■玉露 - 新芽に覆いをかけ直射日光を避けて育て煎茶と同じ工程で仕上げる
うま味成分であるアミノ酸の含有量が多く、逆に渋味成分であるタンニンが少ない。
なめらかな口当たりで濃厚な甘味が特徴です。
■玄米茶 - 炒った玄米と同量の煎茶や番茶でブレンドする
緑茶の爽やかな風味と炒った玄米の香ばしさが混ざりあい、薄めでさっぱりとした口当たり。
玄米が入る分カフェイン含有量は減る。
■ほうじ茶 - 番茶や大型の煎茶を褐色になるまで強火で焙煎する
香ばしくすっきりとした口当たり。
食後のお茶として広く親しまれています。
カフェインやタンニンが少ないので小さい子供でも大丈夫。
■番茶 - 6月中旬に摘む二番茶以後のかたい茶葉を茎とともに刈り取って製茶したもの
透明度が高いためペットボトルのお茶の原料として多く利用されています。
■抹茶 - 日光を避けて育てた新芽を蒸した後揉まずに乾燥させ石臼で粉にする
葉そのものを飲むので香りも味わいも格段に深く、お茶の葉に含まれる成分も無駄なく取り込めます。
茶道には欠かせないお茶です。
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美味しいお茶の入れ方(3人分)
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◆玉露◆
茶葉:9g
湯量:60ml
温度:60℃(上茶の場合は50℃くらい)
浸出時間:2分
◆上煎茶◆
茶葉:6g
湯量:180ml
温度:70℃
浸出時間:2分(
◆煎茶◆
茶葉:6g
湯量:270ml
温度:80℃
浸出時間:1分
◆深蒸し茶◆
茶葉:6g
湯量:270ml
温度:90℃
浸出時間:30秒
◆玄米茶◆
茶葉:9g
湯量:400ml
温度:100℃
浸出時間:30秒
◆ほうじ茶◆
茶葉:9g
湯量:400ml
温度:100℃
浸出時間:30秒
通常の茶匙であれば、山盛り1杯で6gといったところです。
ティースプーンなら1杯が約2gです。
温度の調整は沸騰したお湯を湯呑茶碗に注いで適温くらいまで冷まします。
湯呑茶碗でお湯を冷ますと、お湯の適量もわかるので一石二鳥です。
2煎目も同じ温度のお湯でいれますが、玉露が最長で30秒程度、煎茶や深蒸し茶で10秒、
ほうじ茶や玄米茶は待たずに注ぐくらいです。
あくまでも目安なので、
お好みのお茶、お好みの入れ方を見つけましょう。
ここ数年注目され続けているサードウェーブコーヒーも良いですが、
好みのお茶うけを見つけて、ゆっくりとお茶を嗜んで、リラックスした時間を過ごしましょう!
東京出張マッサージ店『うちモミ』
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