ローズヒップをご存知ですか?
バラの花が咲いた後にできる赤い実の事です。
ちょっと鬼灯の実にも似ているかな?赤くて中には果肉と種が詰まっています。
南米が原産のドッグローズや日本のハマナスが主に食用やオイルの原料となっています。
ローズヒップという名前から「バラのお尻?」と想像するかもしれませんが、
ヒップというのは、古い英語で「野ばら」を意味する"hiopa"に由来する言葉"heope"からきているそうです。
ちなみに、バラの花とは別に「正義感、誠実、無意識の美」という花言葉があります。
世界中に愛好家はたくさんおり、常に品種改良が行われています。
現存する品種で2万種以上あるそうです。
カテゴリ分けをするだけでもチンプンカンプンですが…
バラの香りはダマスク系とティー系に分類されます。
ダマスク系は甘いゴージャスな香りのするヨーロッパ系のバラです。
よく化粧品などにも配合されている耳馴染みのある名前です。
バラの女王と言われるのもダマスクローズの品種です。
ティー系は茶の葉を揉んだ時のような優雅な香りで中国系のバラです。
モダンローズにはない淡い花色や豊かな香り、素朴な雰囲気があります。
中国で生まれたバラで、その後18世紀~19世紀にはヨーロッパへ渡ったとされています。
モダンローズにはない淡い花色や豊かな香り、素朴な雰囲気があります。